趣味の乗馬ブログ

25年ぶりに再開した乗馬の記録

12月の乗馬③(40~41鞍)~鞭の前に脚をきちんと使う~

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【40鞍目】 

大きい馬場で、ここ最近ずっとパートナーになってくれている馬とのレッスン。

この日は巻乗り、輪乗りを中心としたレッスンでした。

前回の教訓を生かし、ウォーミングアップの段階で馬に指示を出します。馬が分かるまでやる!と決め、反応が薄いときは強めの鞭を入れました。馬から「イヤイヤ!」反応はあるものの、これまでで一番馬を動かす準備ができたように思います。

 

レッスンでは自分のタイミングで軽速歩→常歩を繰り返した後、常歩のまま巻乗り、輪乗りをしました。

先生からのアドバイスとして、巻乗りと輪乗りの際に私の指示では侵入角度が鋭角すぎること、その原因として蹄跡から中に入る準備が間に合っておらず、馬の口に負担をかけるほどぎゅうぎゅうと手綱を使って指示を出してしまっている、と。

準備が整っていれば馬の顔が全部見えるほど首を曲げる必要はない、馬の片目がちょっと見えるくらいで十分のはず。

具体的な準備の例として、2馬身程前から外方の手綱で壁を作り内方の手綱を握る。この時、馬自体が反応して内に入ってしまわぬよう、内方の脚を使って「まだ、まだ」と乗り手からの意思表示をする。

蹄跡から内に入るタイミングを見計らって、外方の脚で馬の脚を内側に誘導し、馬の首を輪乗り、巻乗り用の小さい円周に沿わせる。

この内方脚で準備してからの外方脚の効果がすごかったです!馬がスルリと内側に入ってくれました。

 

円の形は正方形を描き、頂点をゆるい曲線でつなぐようなイメージで。

巻乗りをする際、先生がイメージしやすいよう実際に馬場に正方形を書いてくださり、すごく分かりやすかったです!

蹄跡から外れた際、スピードが落ちがちなので動きを維持することも大事とのこと。

確かにこれまで蹄跡以外では馬に迷いが生じてかノロノロ動きになっていました。乗り手が進行方向や速度を明確に指示してあげたほうが馬も安心して動けるんだな、と思いました。

 

今回の反省点は、蹄跡外の動きで必死!になりすぎてしまい、これまで習った部分が頭から抜け落ちてしまっていたように思います。。。

 

【41鞍目】

同じ馬場、先生、馬でレッスン。

今回は巻乗り、輪乗りを軽速歩のまま行いました。

最近鞭を使うことに慣れてしまい…どちらかと言うと慣れ過ぎてしまい、鞭を多用している自分に罪悪感というか迷いがありました。

(でも鞭を使えば希望通りの動きをするし、仕方ないと納得していた)

 

特に輪乗りでの軽速歩はスピードが落ちがちで、鞭を多用…

うーん、とモヤモヤ思っていたときに、以前のレッスンでつかみかけた「私は割り箸」を思い出して実施すると、とたんに馬がスイ~!と動きだしてびっくり!

そこからはほとんど鞭は使わず、脚だけで馬が動く動く!

先生からは「脚がダメなら鞭」と言われていたけれど、今まで自分が全く脚を使えていなかったこと、その結果馬に無用な鞭を多用していたことを思い反省…。

レッスンの後半でのことだったので、ウォーミングアップの時間が長かったことも要因だとは思うのですが、馬のあまりの変化に本当に驚きました。

今までゴメンよ…お馬ちゃん…

レッスン後、先生から「後半動きが良かった」と褒めていただき、次回に生かすぞ!!と心に決めました!

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