10月の乗馬(21〜24鞍)~大きい馬場へ~
10月に入り、初めてウインドブレーカーを着てレッスンをうけました。
着たら着たで汗をかくような陽気でしたが、最近はずいぶん涼しくなり快適です。
【21〜22鞍目】
今通っている乗馬クラブのルール?をいまいちまだ理解していないので今更なのですが…私がレッスンを受けている初心者クラスの中にも、レベルによって先生が分かれていて、その先生ごとに担当する馬があるようです、恐らく。
最近よく指導していただく先生のときに乗る馬はとても頭がよく、素人の私の指示もなんとなく察して従ってくれるような名馬です(泣)
そんな馬だからこそ、鞭を入れることに躊躇してしまう時があります。
先生からは「次のステップに上がるためには自身で馬を(先生が横から指示したときのように)元気に動かす必要がある」という内容のことを伺い、先生から指示を受けなくても自分の判断で鞭を使う機会が増えてきました。
明確に指示を出すことは、人にとっても馬にとっても良いこと、と理屈は理解しているものの…
引き馬をしているときに鼻先を摺り寄せて来てくれたり、馬房の前に行けば撫でて〜と顔を出してくれるような馬にビシビシと鞭を使うことが心苦しいです。
私が最初にしっかりと指示を出し、脚のみの反応で動いてもらえるように努力努力です。
【23〜24鞍目】
この日も前回と同じ先生と馬でした。
指摘いただくことはいつも通りで、とにかく一貫した指示を馬に与えること。
反応がない、もう一回同じアクションで指示をしてみようではなく、反応がないならさっきより強いアクションで馬に指示を出すことが大事!
また、脚を使う際、馬の腹に足を沿わせようと意識しすぎていると。結果姿勢が不安定になっている。
確かにその通りでした。
脚で反応するようになった馬は、例えば内腿や脹脛からの圧迫感で十分反応するはず、それができていないようなら(今の段階では)鞭などもっと強い指示が必要。
レッスン開始後、いかに早い段階で馬を脚で反応する状態にできるかが大事。
9月の乗馬(19〜20鞍)~コロナ明けと手綱で作る壁~
やっとやっとやっとのことで乗馬を再開しました。
コロナの影響でクラブが閉鎖してしまったこともあり、前回のレッスンから実に1ヶ月ぶりです。
1ヶ月くらいじゃそんなに忘れていないとは思うけど、念のため前日に自分のブログを読み直してクラブへ。
【19鞍目】
平日ということもあり空いていたのか、このレッスンはマンツーマンでした。
馬場の状態も良かったため、軽速歩の動きを見ていただくこともできたのですが、せっかくひとりならひとりのときにしかできないことを!ということで、手綱と脚の使い方を重点的に練習しました。
私が乗った、右手前が得意、だけど頑なに左手前は拒否!という馬を、右手前の状態から左手前に訓練です。
・円周の場合、外側の手綱は少し張った状態となり、それが馬の壁となる。
・壁側の手綱は行きたい方向に動かさない。
・前脚への指示と後脚への指示を使い分ける。
・脚の指示が伝わりにくい場合には前脚と後脚に鞭を使い分ける。
手綱だけで動かそうとしても左に行きたくない馬は首を上げて抵抗。
馬の首が上がると、当然手綱の張りは甘くなり指示が伝えにくくなってしまったため、脚と鞭を使って馬の脚への指示。
内側の手綱の指示に合わせ、外側の前脚に脚(と鞭)をするとすんなり馬は体を向けてくれました。その後、蹄跡の内側になる方の後ろ足へ脚。馬の腰を押し出すイメージでふくらはぎ全体でギューっと圧迫すると、馬は嫌々ながら左手前で蹄跡へ!
この馬に乗ってこれまで左手前で出せたことがなかったので感動しました!
とはいえ、左側に動くときには先生が右側に立って馬の進路をふさいでくださっていたことを私は知っているので、馬からしたら渋々自分の仕事と割り切った感じだと思います…。
それでも嬉しい!お馬と先生、ありがとうございます。
【20鞍目】
2頭でのレッスンでした。
1時間目とは馬が変わったものの、いつも乗っているおじいちゃん馬。どんな馬か分かった気でいたのですが、今日はいつもと違ってどんどん前に行ってしまいます。
スピードを制御しようとして手綱を引くものの(以前習った)それが結果としてパワーを溜めるような状態となってしまい、速歩どころか駈歩が出る始末…。
いつもはどちらかと言うとしっかり目に指示を出さないと動きが鈍い馬なのですが、秋になって気候がよくなると馬も動きたくなるのでしょうか。
ただ、初心者クラスで私が乗る馬はどれも機敏に動くタイプではなかったので、今回偶然ではありましたがブレーキの練習をすることができたのは良かったです。
ブレーキの練習にはなったものの、スピードをコントロールできたかは別の話ですので、まだまだ修行が必要です…。
・手綱でブレーキをかけるときは拳を下げすぎない。
余談ですが、このおじいちゃん馬、夏までは強めの脚と鞭でようやく動き出してくれるタイプだったので、こちらも「まあ、おじいちゃんだし仕方ないか〜」くらいに思っていて。
なんなら先生から馬が動くまで強めの指示を出すように言われても、馬が気の毒になっていた自分がいたのですが、この日のレッスンから意識が変わりました(笑)!
すごく元気にシャキシャキ動けることに驚きでしたし、駈歩(一瞬ですが)は反動も少なくとても乗りやすかったです。
勝手に老馬だと思っていて失礼しました…という気分でした。
いつか鞍を購入するために
今の乗馬クラブで初心者クラスにいる私は、馬装をクラブのスタッフ方にお願いしています。
まだ詳しく伺ってはいませんが、どうやら中級クラス以上になると(希望者は?)自分で馬装を行うようになるみたいです。
子供のころに通っていたクラブでは、どんな初心者でも問答無用で最初から馬装とお手入れをしなくてはならなかったので、今のクラブの仕組みは時間ギリギリにしかクラブに到着できないときには大変ありがたいです。
ただ、スタッフが馬装をしてくれているうちは自前の鞍でお願いするのは申し訳なく…だから早く上達して馬装できるようになって鞍がほしい!
今は上級者の皆さんの乗馬ブログを見て鞍への夢を膨らませています(笑)
以前、世田谷のカバロにも行ったときに鞍が展示されているのを見たのですが、皆さんのブログを見ると、どうやらカバロの近所にある日本馬事普及でも鞍を見ることができるみたいですね。
日本馬事普及のショールームにも行ってみたいけど、購入する時期も決まっていないとなかなか行きにくい…。
早くクラブが再開しないと上達もできない!
早くクラブ再開しないかなあ。
9月の初騎乗になるはずが
8月の最終週は、仕事の関係で一度も乗馬クラブに行くことができなかったので、今週は2日に分けて4鞍分の予約を入れていた私。
ところがコロナ対策で乗馬クラブが急遽お休みに…。
私が予約していたレッスンも中止になってしまいました。残念。
クラブは今のところ再開時期未定のようなのですが、再開直後は予約が取れにくいだろうなあ。
次にレッスンが受けられるのはいつになることやら…。
東京都内ではまだ100人以上の感染者が出ていますが、街中はコロナ前と同じくらいの人出があるように感じます。
私も最近は少し油断していたような気もするので、改めて手洗いや消毒をしっかりしなければと思いました。
さて、先日悪天候でキャンセルしてしまった外乗。
友人と、もっと涼しくなって天候が落ち着いてから行こう!と話したこともあって、いろいろと場所を調べています。
キャンセルした予約の内容は、千葉の九十九里で90分でしたが、どうせ遠出するならもっと遠くでも良いし、泊り掛けでもいいな~。
ネットで調べてみると、やっぱり北海道や九州にはたくさん乗馬クラブがあり、数時間から丸一日+食事付きの外乗プランまで充実しているようです。
北海道の雪の中~、九州の紅葉~、宿泊は大自然の中でグランピング!と、どっちも最高に素敵ですが、東京の私にはちょっとハードルが高い…。
東京から行きやすい場所で、できれば1泊くらいで帰ってこれるところだと、やっぱり八ヶ岳や軽井沢なんか良いのかな?
もう少しじっくり調べてみようと思います。
悲しい出来事
最近のニュースで、ある乗馬クラブについての問題を知りました。
神奈川県某所にある乗馬クラブが、許可を得ずに一般道や海岸を外乗を行い、それによって近隣住民とトラブルになっているというものです。
私は何週間か前、ネットで外乗ができるクラブを探していたときに知ったのですが、先日は朝のニュースで取り上げられていたとか。
ネットでまとめられているサイトを見ると、近隣住民や自治体はだいぶ前からそのクラブに対して是正を求めているものの、大きな改善はないようです。
乗馬は、いくつになっても出来るすばらしいスポーツの一つだと思いますが、馬は大きくて力強い生き物。馬に対して恐怖を感じる方は多いと思います。
せっかく乗馬はすばらしいスポーツなのに、問題の乗馬クラブの近所に住んでいる方や今回ニュースを観た方は、乗馬や馬そのものに対してマイナスの感情を持ってしまうんじゃないかな、と悲しくなりました。
私にはどんな事情があるかわかりませんが、とにかく馬がかわいそうです。
もしこのクラブが営業停止になってしまったら、そこの所属している馬たちはどうなってしまうんだろう。
できることなら、この乗馬クラブの抱えている問題が解決すれば良いと思うし、万が一クラブが閉鎖されることになったとしても、馬たちが安心して暮らせる環境に移れることを心から願います。
Kindleアンリミテッドにある乗馬の教本
8月末から9月頭まで仕事の予定が読めない時期があり、乗馬の予約が取れず…
次のレッスンまでの間が1週間以上空いてしまうので、せっかく習ったことを忘れないように乗馬の教本(っていうのかな?)を読んでみることにしました。
うちの近所には本屋さんがないので、読書はもっぱらiPadでKindle。
私はKindleストア内の本が月額千円くらいで読み放題になるKindleアンリミテッドを利用しているので、その中にあればいいな〜と探してみると…
ありました!
『レッスンがもっと楽しくなる!乗馬の身体操作術(Kindle版)』
アンリミテッドで読める本はまだまだ限定的で、乗馬の本があるなんて期待していなかったのでラッキーです!
内容は落馬の科学から駈歩、誘導、ブレーキ、ハミ受けまで。
アンリミテッド会員だと月額以外に料金はかからないので気軽にポチしてみたのですが、初心者の私でも分かりやすかったです。
かなり初歩的な部分から、私がまだ習っていない部分まで網羅している本だったので予習復讐に使えそうだと思いました。
これまで習い事で自主的に勉強するのは初めてかも!
本だと、先生から習っていることをじっくり復讐することができるので、身体で覚えるより先に頭で考えてしまう私のような大人にはピッタリです(笑)