9月の乗馬(19〜20鞍)~コロナ明けと手綱で作る壁~
やっとやっとやっとのことで乗馬を再開しました。
コロナの影響でクラブが閉鎖してしまったこともあり、前回のレッスンから実に1ヶ月ぶりです。
1ヶ月くらいじゃそんなに忘れていないとは思うけど、念のため前日に自分のブログを読み直してクラブへ。
【19鞍目】
平日ということもあり空いていたのか、このレッスンはマンツーマンでした。
馬場の状態も良かったため、軽速歩の動きを見ていただくこともできたのですが、せっかくひとりならひとりのときにしかできないことを!ということで、手綱と脚の使い方を重点的に練習しました。
私が乗った、右手前が得意、だけど頑なに左手前は拒否!という馬を、右手前の状態から左手前に訓練です。
・円周の場合、外側の手綱は少し張った状態となり、それが馬の壁となる。
・壁側の手綱は行きたい方向に動かさない。
・前脚への指示と後脚への指示を使い分ける。
・脚の指示が伝わりにくい場合には前脚と後脚に鞭を使い分ける。
手綱だけで動かそうとしても左に行きたくない馬は首を上げて抵抗。
馬の首が上がると、当然手綱の張りは甘くなり指示が伝えにくくなってしまったため、脚と鞭を使って馬の脚への指示。
内側の手綱の指示に合わせ、外側の前脚に脚(と鞭)をするとすんなり馬は体を向けてくれました。その後、蹄跡の内側になる方の後ろ足へ脚。馬の腰を押し出すイメージでふくらはぎ全体でギューっと圧迫すると、馬は嫌々ながら左手前で蹄跡へ!
この馬に乗ってこれまで左手前で出せたことがなかったので感動しました!
とはいえ、左側に動くときには先生が右側に立って馬の進路をふさいでくださっていたことを私は知っているので、馬からしたら渋々自分の仕事と割り切った感じだと思います…。
それでも嬉しい!お馬と先生、ありがとうございます。
【20鞍目】
2頭でのレッスンでした。
1時間目とは馬が変わったものの、いつも乗っているおじいちゃん馬。どんな馬か分かった気でいたのですが、今日はいつもと違ってどんどん前に行ってしまいます。
スピードを制御しようとして手綱を引くものの(以前習った)それが結果としてパワーを溜めるような状態となってしまい、速歩どころか駈歩が出る始末…。
いつもはどちらかと言うとしっかり目に指示を出さないと動きが鈍い馬なのですが、秋になって気候がよくなると馬も動きたくなるのでしょうか。
ただ、初心者クラスで私が乗る馬はどれも機敏に動くタイプではなかったので、今回偶然ではありましたがブレーキの練習をすることができたのは良かったです。
ブレーキの練習にはなったものの、スピードをコントロールできたかは別の話ですので、まだまだ修行が必要です…。
・手綱でブレーキをかけるときは拳を下げすぎない。
余談ですが、このおじいちゃん馬、夏までは強めの脚と鞭でようやく動き出してくれるタイプだったので、こちらも「まあ、おじいちゃんだし仕方ないか〜」くらいに思っていて。
なんなら先生から馬が動くまで強めの指示を出すように言われても、馬が気の毒になっていた自分がいたのですが、この日のレッスンから意識が変わりました(笑)!
すごく元気にシャキシャキ動けることに驚きでしたし、駈歩(一瞬ですが)は反動も少なくとても乗りやすかったです。
勝手に老馬だと思っていて失礼しました…という気分でした。