12月の乗馬(38鞍)~先生のお手本~
【38鞍目】
大きい馬場でレッスン。
この馬場は長方形なので、蹄跡に長い直線と短い直線があります。その長い直線で軽速歩の速度を上げ、短い直線では速度を落とす練習をしました。
最初私は「早くする=脚(鞭)を使う」「遅くする=指示をしない」という単純な方法でスピードをコントロールしようとしていたのですが、このやり方だとスピードを上げたいときにうまくいきませんでした。
スピードを落とすときにも脚や姿勢で(速歩発信のときにパワーを溜めるときのように)馬を抑える方法をとらないと、そのあといきなり脚を使っても馬はすぐに反応してくれず、結局鞭を使うハメに。もちろん鞭を使えば即スピードアップしますが、それってなんとなくズルい方法のような気がしています…。
先生から見れば速度の差は本当~に微々たるものだったと思いますが、目ざとく努力を認めてくださる先生に感謝です!
私は運動音痴で何をやってもパッとしないので、乗馬というスポーツで先生に褒めていただけると心から舞い上がります(笑)
ただ、先生の指示が何を意味しているか自分でなんとなく解釈できたことには良いレッスンだったと言えるのですが、騎乗中に馬が「イヤイヤ!」を発動。。。
強めの指示を与えると首を振ったり少しだけ横に跳ねたり停止したりを繰り返し、速歩の発進がうまくいかない時間帯がありました。
先生も私と馬とのやり取りをしばらく見守ってくださっていたのですが、レッスンの途中で乗り替わっていただく事態に…。
馬場の真ん中で先生の騎乗を見て「そうそう!私もこれがやりたかった!」とホレボレしてしまいました。常歩から軽速歩、停止、また軽速歩を繰り返すだけなのですが、それはもう見紛うことなき”馬術”でした!常歩で元気に動かすというのも、こういうことなんだなあ、と。
その後また私が騎乗すると、馬はびっくりするほどシャキシャキと動く状態に!馬にとってのウォーミングアップがやっと完了したという感じを実感しました。
馬をコントロールできずに先生に代わっていただことは反省点でしたが、馬が本調子になるまで毅然とした姿勢で指示を出すことの具体的なお手本を見せていただけたと思いました。
レッスン日を間違える…
やってしまった…
予約した日を勘違いして別の日に乗馬クラブに行ってしまいました。
しかも着替えてから気が付くという…
私は自分の乗馬レッスン日をグーグルカレンダーで管理しています。
グーグルカレンダーは賢くて、こちらが指定した時間になると今後の予定をリモートしてくれます。
ですので普通に考えると間違えるはずはないのですが、今回は前回のレッスンから2週間近く空いてしまい、なんとなく感覚が狂ってしまったようです。
私の自宅からクラブまでは高速利用で約1時間、往復2時間!
今私がレッスンを受けているクラスは全体で2名まで。当日いきなりレッスンを受けるというのは難しかったので馬たちに持参したニンジンをあげて帰ってきました。
(こんな日に限って大量のニンジンを持参していた!)
馬と戯れて、ちょっとしたドライブした一日でした。
11月の乗馬②(34~37鞍)~自分は本当に馬を動かせているのか~
私は子供のころ、9年ほど(集中的には6年ほど)乗馬を習っていました。
祖父が週一のペースで通っていたゴルフ練習場の向いに大手乗馬クラブがあり、祖父が打ちっぱなしに行くたびに目の前にある乗馬クラブで時間を潰していたことがきっかけとなり「私も乗馬が習いたい!」となったのです。
今思うと贅沢な習い事だなあ、と祖父に感謝ですが、当時はバブル崩壊直後で乗馬が特別な習い事ではありませんでした。
そんなこんなで、現在の乗馬クラブに入会する際に乗馬経験を聞かれ、何の疑いもなく経歴をお伝えしたのですが…どっからどう見ても当時の経歴にあるレベルと現在のレベルに乖離があり…。
今、レッスン中に先生から「以前乗馬を習っていたんですよね?」と聞かれるほど恥ずかしいものはありません…。
(もちろん先生に他意はない)
また、今週は2日連続で乗馬クラブへ行ってしまう日がありました。
(レッスン日を1日間違えて予約前日にもクラブに来てしまった…)
初めて2日連続でクラブにきたのですが、前日にもいらした会員さんが多くいて驚きました。連日通われている方が多いんだなあ…。うらやましい!
【34~37鞍】
大きい馬場でのレッスンでした。
馬場の角から手前を変えたり、大きい馬場の中で小さい円を描くように回転したり。
昔取った杵柄は当の昔にどこかに置いてきてしまった私ですが「斜めに手前を変え」や「巻乗り」といった指示の言葉は何となく覚えていました。
しかし覚えているのと出来るのは別。子供のころは楽々とこなしていた(気でいた)動きが難しい…。
以前通っていたクラブはメリーゴーランドのようになってしまうほど1クラスに参加する人数が多く、前の馬が動けば自分の馬も自動的に動くわけで、しかも乗っているのが子供ですから馬からしたら私からの指示など何にも聞いていなかっただろうな、と思います。
とはいえ今もまだ馬は先生のサポートありきで動いている状態です。
(そもそもレッスン開始時に馬を蹄跡に出すことができていない)
早く先生が立ちはだかって馬の邪魔をしなくても、きちんと動かせるようにしたいです。
11月の乗馬(30〜33鞍)~馬が元気に動くための姿勢~
11月に入り、暗くなるのが早くなりました。そして寒い!
私はいつも夕方にレッスンを受けているので、冬場は暗い&寒いレッスンになりそうです。今は薄手のウインドブレーカーで凌いでいますが、防寒着を増やさないと真冬は厳しそうです…
【30〜31鞍目】
小さい馬場でのレッスンのとき、先生から馬の姿勢についてのお話がありました。
馬の背中は弓形ですが、騎乗している人の姿勢や体重をかける場所、また馬自身の首の位置によって縮んだ弓か伸びた弓かが変わる。
縮んだ弓であれば馬の重心は中心に近くなるので、馬自身スピードコントロールがしやすくなるし、伸びた弓であれば馬の重心は前方に寄ってしまうので、前のめりになり、馬自身「おっとっと!」つんのめらないように体を戻そうとぎこちない動きになる。
(先生からの説明はもっとわかりやすかったのですが…表現が難しい)
馬の首を上げてあげることは馬の弓形を縮めてあげることになり、結果馬の動きがよくなるというものでした。
馬だって乗ってる人の言うこと聞きたいけど、そもそも体勢が悪いとうまく動けないのよ〜という。納得です。
そんな中で動かない!からと脚や鞭をバンバン使ったら機嫌も悪くなるよなあ。
気をつけます。。。
【32〜33鞍目】
小さい馬場で、馬と人間の手綱の譲り合いについてのレッスン。
馬の首が上がれば手綱は短く持てるし、首が下がっていたら手綱は長く、重くなる。
「元気に動く馬=手綱が短い状態の馬」ここに行き着く過程が大事で、手綱を無理に引っ張って短く持つのではなく、まずピンと張る位置で持つ→脚や鞭で元気に動かす→馬の首が上がってきたところでまたピンと張るという流れを繰り返すことで手綱を短い状態にする。手綱が重いと感じたら、馬を元気に動かしてあげることで解消する。
とにかく私がやるべきことは自分の指示で馬をキビキビ動かすことです!!
10月の乗馬④(28~29鞍)~体幹の大切さ~
【28〜29鞍目】
ここ何回か小さい馬場と大きい馬場どちらのレッスンも受けています。
(自動的に振り分けられるので自分で選ぶことはできない)
この日も最初は小さい馬場、次は大きい馬場でした。
個人的には大きい馬場で軽速歩や部班の動きを行うのも楽しいですし、小さい馬場で基本をみっちり教えていただくのも楽しく、まだなにもかも完璧にできるものがないので、全てがハードルの高い課題として楽しんでいます(笑)!
目下、小さい馬場での課題は馬の姿勢をキープして私主導で指示を出すこと、そのために体幹と腕の位置に注意して、馬が首を上げられるように元気に動かすこと。
大きい馬場での課題は、馬場が大きくなったことで、馬がこれまでしなかった動きをしたとき(全然動かないとか、いきなり動くとか、ワガママな動きとか)と、それを修正しようとしたときの自分の姿勢です。力が入ってしまうのか、前傾姿勢になっていると先生から指摘が。
先生から言われればハッと気が付く姿勢の悪さ…結局小さい馬場でも大きい馬場でも課題は姿勢でした。
元気に動かせないときや馬が首をぶんぶん振ったときなど、馬の首が重くなると腕が伸びしてしまい、姿勢まで引っ張られて前のめりに。
これまで先生から度々指摘されてきた「自分の体幹をしっかり意識!」という言葉の大切さがわかりま
10月の乗馬③(27鞍)~友人を誘って乗馬クラブへ~
【27鞍目】
いつも平日にレッスンを受けている私ですが、この日は友人を誘って休日に乗馬クラブへ。
曜日も時間帯も違ったせいか、クラブの雰囲気がいつもと全然違い新鮮でした!
友人とクラスは離れてしまったものの、普段より大きい馬場でのレッスンで先生も違ったのでまた新鮮でした。
大きい馬場では、最初に停止や常歩といった動きを使って自分でウォーミングアップするよう指示があります。先生の指示なく馬を常歩させ、停止させる。たったこれしきのことですが「自分の力で馬を動かせた!」と感動…。
肝心のレッスン内容ですが、この日騎乗した馬がとても賢く、私のおぼつかない指示にもきっちり従ってくれたおかげで気分がよかったのですが、その反面自分自身では課題が見えにくく(きっと先生の目からみれば丸わかり)。。。
でも秋晴れの中、気持ちよく乗馬できたのでよしとします!
10月の乗馬②(25〜26鞍)~体幹!~
先日、レッスン翌日にふと「筋肉痛がひどくない!」ことに気がつきました。
脚!脚!と意識して毎回レッスン後はよちよち歩きだったのに…
良い感じに筋肉がついていてくれたら嬉しいです。
【25〜26鞍目】
と、そんなことを考えながらレッスンに挑んだ今回でしが、ガッツリ内腿、腹筋、背筋が筋肉痛になりました…。
よく考えたら、24鞍と25鞍の間が10日程空いたのでした。
行きの車中、これまで先生から指摘されたことを頭の中で復習したつもりでしたが、やっぱり体はうまく動かず…
上半身(特に腕)の姿勢、私に不足している体幹というのでしょうか。
体幹がしっかりしていないから馬に持っていかれている。停止の際も体の芯ではなく腕で引いてしまっている。
改善のため、先生がおっしゃっていて印象的だったのは、停止の際「馬を動かさないようにするのではなく、自分自身がその場から動かない意識で」ということ。
自分の芯を地面に突き刺して、そこから動かない、頭も、背骨も、腕も手の位置も動かさない。馬が動いても自分は動かない。
とても直感的な表現なのですが、実際のレッスンの中で実践してみるととてもしっくりきました。
特に、その意識の中で行う軽速歩や速歩はスムーズにスピード調整することができ、自分の中でちょっと感動しました。