趣味の乗馬ブログ

25年ぶりに再開した乗馬の記録

12月の乗馬(38鞍)~先生のお手本~

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 【38鞍目】

大きい馬場でレッスン。

この馬場は長方形なので、蹄跡に長い直線と短い直線があります。その長い直線で軽速歩の速度を上げ、短い直線では速度を落とす練習をしました。

最初私は「早くする=脚(鞭)を使う」「遅くする=指示をしない」という単純な方法でスピードをコントロールしようとしていたのですが、このやり方だとスピードを上げたいときにうまくいきませんでした。

スピードを落とすときにも脚や姿勢で(速歩発信のときにパワーを溜めるときのように)馬を抑える方法をとらないと、そのあといきなり脚を使っても馬はすぐに反応してくれず、結局鞭を使うハメに。もちろん鞭を使えば即スピードアップしますが、それってなんとなくズルい方法のような気がしています…。

先生から見れば速度の差は本当~に微々たるものだったと思いますが、目ざとく努力を認めてくださる先生に感謝です!

私は運動音痴で何をやってもパッとしないので、乗馬というスポーツで先生に褒めていただけると心から舞い上がります(笑)

 

ただ、先生の指示が何を意味しているか自分でなんとなく解釈できたことには良いレッスンだったと言えるのですが、騎乗中に馬が「イヤイヤ!」を発動。。。

強めの指示を与えると首を振ったり少しだけ横に跳ねたり停止したりを繰り返し、速歩の発進がうまくいかない時間帯がありました。

先生も私と馬とのやり取りをしばらく見守ってくださっていたのですが、レッスンの途中で乗り替わっていただく事態に…。

馬場の真ん中で先生の騎乗を見て「そうそう!私もこれがやりたかった!」とホレボレしてしまいました。常歩から軽速歩、停止、また軽速歩を繰り返すだけなのですが、それはもう見紛うことなき”馬術”でした!常歩で元気に動かすというのも、こういうことなんだなあ、と。

その後また私が騎乗すると、馬はびっくりするほどシャキシャキと動く状態に!馬にとってのウォーミングアップがやっと完了したという感じを実感しました。

馬をコントロールできずに先生に代わっていただことは反省点でしたが、馬が本調子になるまで毅然とした姿勢で指示を出すことの具体的なお手本を見せていただけたと思いました。

 

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